「ど田舎にしかた祭り」で櫓に集まる人たち=栃木市で |
旧西方町(現栃木市)の職人らが田舎らしさを生かして地域を盛り上げようと、「ど田舎」を冠した祭りを毎年開催している。市町合併を受けて「地域のつながりを守ろう」と始めたのがきっかけ。懐かしさと奇抜さが売りで、じわりと評判が高まっている。
十二月上旬の寒空の中、季節外れの盆踊りの音頭が鳴り響いた。櫓(やぐら)を回るのはマフラーやコートを身に着けた人たち。クライマックスには色とりどりの花火が打ち上げられ、歓声が上がった。
旧西方町が栃木市と合併した二〇一一年、商工会の若手の発案で「ど田舎にしかた祭り」を始めた。約四十人の実行委員を束ねる大工の荻原大輔さん(35)は「田舎はばかにされるが、大人になって良さに気付く。地元の魅力を自分たちの手で大事にしていきたい」と力を込める。
田んぼに造った櫓や舞台が昔ながらの趣を醸し出す一方で、スケートボード場や子ども相撲の土俵などユニークなものも。タイの民族舞踊が披露された年もあるなど一日限りの祭りに多彩な催しを盛り込む。荻原さんは「ごちゃまぜの祭りだね」とどこか誇らしげだ。
住民の日向紀美子さん(79)は「若い人が多く、活気がある。寒いけど、冬の花火を楽しみに来た」と笑顔を見せた。
会場は終了翌日に片付けられ、見慣れた田んぼに戻る。荻原さんは「次はどんなことをやろうか、今から考えている。思い付くことを自由に、ここでしかできないことをやりたい」と話した。
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December 29, 2019 at 05:57AM
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「ど田舎」祭り じわり人気 旧西方町(栃木市)で毎年開催:栃木(TOKYO Web) - 東京新聞
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