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でくまわし 伝統紡ぐ 国の重要文化財 白山で保存会熱演 - 中日新聞

「でく」を操り、物語を演じる保存会員ら=白山市の深瀬新町公民館で

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 白山市で伝承されている国重要無形民俗文化財の人形浄瑠璃「深瀬のでくまわし」の公演が十六日、市内の深瀬新町公民館であった。保存会の会員ら十六人が太夫の語りに合わせて「でく」と呼ばれる人形を操り、観客を楽しませた。(鴨宮隆史)

 深瀬のでくまわしは約三百五十年前、旧尾口村深瀬の集落で始まったとされる。手取川ダム建設で集落が沈んだ後は、同市鶴来地域の深瀬新町に移り住んだ人らが保存会をつくって継承している。

 公演では、飛鳥時代に中国から日本に贈られた宝玉を巡る物語「門出八島(初段)」や、牛若丸(源義経)が元服するまでの人間模様を描いた「源氏烏帽子折(えぼしおり)(三、四段)」の三題が披露された。

 十字に組んだ棒の骨組みにわらを巻き、頭と衣装を着けたでくを保存会員らが上下左右に動かすなどして操り、畳を踏みならしながら物語を熱演した。会場には地元の人ら約百五十人が訪れ、情感漂う人形芝居を堪能した。

 この日は同市東二口(ひがしふたくち)で継承されている東二口文弥(ぶんや)人形浄瑠璃「でくの舞」の最終日の公演も市東二口歴史民俗資料館であり、保存会員らが「大職冠(たいしょくかん)」を上演した。

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