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GW3日間のチンアナゴ祭りに200万人が大熱狂!“人間を思い出す”ことはできたのか? - フジテレビュー!!

5月3日(日)〜5日(火)の3日間、東京・墨田区のすみだ水族館で「お願い人間のこと思い出して!『緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り!』」なる“祭り”が開催され、200万人以上が熱狂し大きなニュースとなった。

この祭りは、ビデオ通話ができるアプリ「Facetime」を使ってチンアナゴに“顔見せ”をしたり、Twitter上では水槽の様子がライブ配信されるというもの。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長期休館中のすみだ水族館では、飼育スタッフ以外と顔を合わせることがなくなったチンアナゴが、“人間を忘れはじめた”という事態に直面。 水中に姿を見せず、砂に潜りっぱなしになっているという。

本来、チンアナゴは、非常に繊細で警戒心が強く、すぐに砂の中に潜って隠れてしまう。しかし、約300匹がひとつの水槽で暮らす同水族館では、お客さんに見られることが日常のため、人が近寄っても潜ることはほとんどなかったそうだ。

チンアナゴが砂地から顔を出さないと、健康状態を判断することができないため飼育スタッフは困惑。そこで、人間のことを思い出してもらおうと、「顔見せ祭り」が開催されることに。

イベント開催前のチンアナゴの水槽(5月1日撮影)
イベント開催前のチンアナゴの水槽の様子。まったく姿が見えない(5月1日撮影)

チンアナゴは体長約30センチで、砂地から体を出しゆらゆら揺れる魚。顔つきが犬のチンに似ていることからその名が付けられたという。

すみだ水族館のチンアナゴの水槽には、ほかに、体長約40センチの華やかなニシキアナゴ、さらに体長70センチの最も長い茶色っぽい体に、白い点々模様があるホワイトスポッテッドガーデンイール‌が飼育されている。

すみだ水族館公式Twitter(@Sumida_Aquarium)より チンアナゴ
チンアナゴ すみだ水族館公式Twitter(@Sumida_Aquarium)より
ニシキアナゴ すみだ水族館公式HPより
ニシキアナゴ すみだ水族館公式HPより
ホワイトスポッテッドガーデンイール‌ すみだ水族館公式HPより
ホワイトスポッテッドガーデンイール‌ すみだ水族館公式HPより

イベント時、チンアナゴの水槽の前には5台のタブレット端末が設置され、10時30分〜14時の開催時間内で一般の人からの通話を募集。通話がつながれば、チンアナゴの様子を自宅から観察することができるというシステムだ。

チンアナゴの水槽の前に並べられた5台の端末(5月1日撮影)
水槽の前に並べられた5台の端末(5月1日撮影)

そこで、フジテレビュー!!編集部も、3人で3日間の“顔見せ”にチャレンジしてみた。が、多くの参加者からの着信が殺到する中、5台の端末という狭き門の前にあえなく全滅。残念ながら一度もチンアナゴに顔を見せることができなかった。そこでライブ配信から見た、チンアナゴたちの様子を紹介する。

< 『緊急開催!チンアナゴ顔見せ祭り!』レポート >

開催初日の3日、10時30分のスタート直後、数匹のチンアナゴが顔を覗かせるものの水槽の中は、砂地が目立つ状態だった。「Facetime」での参加者から「お〜い!」「こっち見て~」との呼びかけにも、ほぼスルー状態だった。

チンアナゴの水槽の前に並べられた端末(5月1日撮影)
“顔見せ”の様子(5月1日撮影)

11時を過ぎ、食事タイムに入ると、砂地の中から多くのチンアナゴたちが一斉に顔を出し、食事(プランクトン)に食らいつく様子を見せた。するとライブ配信中の参加者が7000人を超え、SNS上には「幸せな世界」「なんか癒される」「かわいい♪」といったコメントが飛び交った。

しかし、食事タイムが落ち着くと、チンアナゴたちは再び砂地へ引っ込んでしまった。まだ人間のことを思い出せてはいないようだった。

初日のライブ配信の様子(一部抜粋) すみだ水族館公式Twitter(@Sumida_Aquarium)より

そんなチンアナゴたちに変化が感じられたのは、2日目。この日は、10時30分のライブ配信直後から、多くのチンアナゴたちが顔を水中にのぞかせていた。食事タイムになると、飼育スタッフから「いつもより引っ込んでいかないですね。ご飯をあげる前にこんなに出てきていることはなかったので、(初日の)イベントの成果かと思います」と変化を喜ぶ声が上がった。

最終日も2日目同様に、ライブ配信直後から多くのチンアナゴが顔をのぞかせていた。飼育スタッフは「昨日よりは引っ込みがち」と伝えたものの、視聴者からは「だいぶ出てきてくれている」「元気になったね」「祭りは大成功!」と喜びの声が上がった。設置された5台の端末には、3日間でなんと100万件以上の着信が殺到したという。

3日間の“祭り”を終えた、すみだ水族館は「たくさんのご協力、本当にありがとうございました!!チンアナゴたち、少しずつ人間を思い出してくれたように感じます。今後も休館は続きますが、日々、いきものたちと向き合っていきます。そして、みなさんとまたお会いできる日を首をなが~くしてお待ちしています!Thanks a lot!!」と感謝のメッセージを発信した。

このイベントを通じて、SNS上には、「今まで知らなかったけど、チンアナゴかわいい!見に行きたくなった」「コロナが収束したら見に行こう!」「すみだ水族館に行ってみたくなった」といった多くのコメントがあがった。人間たちがチンアナゴを知ったり、思い出したりするきっかけにもなったようだ。

<チンアナゴの豆知識はこちら>

すみだ水族館公式サイト

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May 07, 2020 at 12:04PM
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