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アイビー化粧品 22年4-9月期/薬用育毛剤が好スタート/レギュラー製品伸び悩み売上27.3%減に(2022年12月1日号) | 訪販 - 日本流通産業新聞

 化粧品訪販のアイビー化粧品の22年4―9月期(中間期)の売上高は、前年同期比27.3%減の14億1400万円だった。6月に発売した育毛剤「薬用スカルプケア ステムセルシグナル」の出荷が好調に推移した。一方で、レギュラー製品が伸び悩み、大幅な減収となったとしている。
 アイビー化粧品の22年4―9月期の営業利益は、6200万円の赤字だった。
 同社では22年7月以降、主力製品である「レッドパワーセラム」を中心にレギュラー製品の拡販に努めたとしている。ただ、新型コロナの第7波の影響などにより、販売員の集合研修の中止や延期が余儀なくされたとしている。
 その結果、販売員の数は減少傾向が続いているという。愛用者である「アイビーメイツ」会員は、前年同期比26%増で推移したとしている。一方で、販売教育の機会が減少したことにより、販売員や営業所の減少につながったとしている。
 同社は「ステムセルシグナル」について、発売当初の時点で3万本の出荷を計画していた。実際は3カ月で7万本を出荷したとしている。
 アイビー化粧品では22年10月以降も、メーク品や健康食品の新製品の発売を予定している。販売員の販売機会の増加に期待を掛けているとしている。
 アイビー化粧品は9月、中国で流通網を持つDENBA(本社東京都)との提携を発表した。今後、「ステムセルシグナル」をメイン商材として、中国国内での販売を拡大することを予定している。
 25年までに、中国国内だけで年間20億円を挙げられるようにしたいという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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