
◆バスケットボール女子 ▽Wリーグ 富士通104―64シャンソン化粧品(25日、トッケイセキュリティ平塚総合体育館)
シャンソン化粧品が、8人の退団発表後、初の実戦を迎えた。この日は出場人数7人で富士通戦に臨み64―104で黒星。104失点は今季最多だった。
リーグ優勝16度を誇るシャンソン化粧品は22日、李玉慈(リ・オクジャ)監督と藤岡麻菜美、千葉歩、野口さくら、大沼美琴、宮坂桃菜、北村悠貴、栗林未和の7選手の退団を発表。シーズン終了までアソシエイトヘッドコーチだった鵜沢潤氏が指揮を執る。
鵜沢監督は、この日の試合後、取材に応じ「良い準備はしてきた。(7人での試合は)正直タフですけど、残りも試合が残ってますし、会場に(チームカラーの)ピンクのウェア身につけてきてくれるお客さんもいましたので、そういった人たちのためにどんな状況でもやりきるだけだと、僕自身も選手も思っている」と語り、13得点を挙げた主将の小池遥は「(選手7人が退団したが)やることは変わらない。『自分たちがやってきたことをやろう』と言っています。今のチームでもできるとアピールしていきたい」と話した。
一方、杉山明宏部長は「プレーオフをかけた大事なゲームで、明日(26日)もあるので、その件についてはコメントを控えさせていただきたい。今残ったメンバーでやるしかない。プレーオフへしっかりやっていきたい」と語った。
この試合、トラオレセトゥ、谷村里佳はコンディション調整のため帯同せず、橋口樹、佐藤由璃果はけがのため欠場だった。
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