
千葉県は、県消費者センターや市町村の相談窓口に寄せられた2022年度の消費生活相談の状況をまとめた。件数は5万1794件で前年度比6・5%増。相談が増えた商品やサービスは基礎化粧品やエステティックサービスで「いつの間にか定期購入になっていた」「解約できない」などのトラブルが目立ったという。
相談の年代別では50代が15・4%で最も多い。70代、60代と続き、60~80代以上が全体の4割近くを占めた。50代では基礎化粧品、60代以上では商品一般で、身に覚えのない買い物の請求に関する相談が多かった。
基礎化粧品ではネット通販の購入が定期購入になっており、解約の連絡がつかないなどの相談が多い。エステティックサービスでは契約していた会社が倒産したが、料金の引き落としは続いているといったトラブルがあった。
18、19歳の相談は364件で48%増。エステや出会い系サイト、ダイエットサプリメントなどのトラブルが上位を占めた。
県くらし安全推進課の担当者は「高齢者は身に覚えのない買い物の請求に気を付けて。いずれの年代も不審に思えば相談を」と呼びかけている。
相談は身近な消費相談窓口につながる消費者ホッライン「188」か、県消費者センター相談専用電話=電047(434)0999=へ。(小川直人)
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