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「氷が張らない…」 焦る江原道の冬祭り主催者たち(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

 17日に訪れた江原道平昌郡珍富面の五台川。ここは、毎年冬に「平昌マス祭り」が開かれる場所だ。今年も、今月21日から来年2月2日までマス祭りが行われる予定だった。ところが17日、客を迎える準備に奔走しているべき祭りの会場は閑散としているばかりだった。穴釣りが行われるはずの五台川も、真ん中の部分を除くと結氷しておらず、水面が揺れていた。釣りのテントなどの設備も、会場の一角にどっさり積み上げられていた。

 暖かい冬の天気のせいで、江原道の冬の祭りが相次いで延期されている。平昌マス祭り委員会は、祭りの開幕を今月28日まで1週間延期した。穴釣りをしようと思ったら、氷の厚みは少なくとも18センチなければいけないが、現時点では10センチにも満たない。この日は、会場で穴釣りのための「打孔」作業が行われる予定だったが、全ての作業は無期限延期となった。11月以降、江原嶺西地方の平均気温は0.4度だ。昨年の同じ時期はマイナス0.8度だった。地方自治体では、祭りの延期により数十億ウォン(10億ウォン=現在のレートで約9400万円)の損害が避けられない。事前に入場券や宿泊施設を予約していた観光客らの被害も予想される。平昌マス祭りのクォン・ヨンテク広報局長は「気象庁では18日から朝の気温が零下になると言っているが、穴釣りのために重要なのは氷の厚みだけではない」として「急激に凍ったら強度が低く、安全の面で問題が生じかねない」と指摘した。

 イベント日程の縮小に伴う赤字も問題だ。既に、マス祭り延期で発生した損害は10億ウォンに達している。マス祭り委員会は、28日にも五台川が結氷しない場合、マスの手づかみや屋内釣り場を拡大する方向に計画を変えて開催することとした

 冬祭りを開催するほかの自治体も戦々恐々としている。来年1月3日から19日まで江原道洪川郡の洪川江で開かれる「洪川江コンコン祭り」も、1週間延期するという内部方針を定めた。17日にスタートすることにしていた穴釣りのインターネット予約は、26日に延期された。現在、洪川江の氷の厚みも10センチ前後だ。洪川郡は、氷が張らない場合に備えて浮橋の釣り場の設営を計画している。凍っていない水の上に縦8メートル、横60メートルの浮橋を設置して1メートル間隔で席を作れば、暖かい天気でも数百人が釣りを楽しめる。洪川文化財団の関係者は「空を眺めてばかりではいられない。当面は屋内釣り場の規模を40席から100席に増やし、状況次第で浮橋釣り場も設営する計画」と語った。

 来年1月4日から26日まで開かれる華川ヤマメ祭りも、状況は同じようなものだ。今月21日から華川邑中央路一帯で2万7000個のヤマメのランタンをともし、祭りの雰囲気を盛り上げる予定だったが、平年よりも暖かい天気が続いたことから、関係者らが毎日氷の厚みをチェックしている。江原地方気象庁の関係者は「18日からしばらくは、江原嶺西地域で0度を下回る天気が維持されるものとみられるが、1月からは平年と同じか、高い気温分布を示すと予想される」と語った。

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