長野県野沢温泉村で15日夜、豊作や子どもの成長を願う伝統行事「道祖神祭り」が行われました。雪が降る中、男たちによる激しい火の攻防が繰り広げられ、村は熱気に包まれました。
（記者リポート）
「男たちによる激しい火の攻防が繰り広げられています」
激しい火の攻防で知られる野沢温泉村の「道祖神祭り」。国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統行事です。
「火もってこい！」
社殿を守るのは、数え年で25歳の厄年の男たち。社殿に火をつけようと松明を持って突進するのは、村の男たちです。42歳の厄年の男たちは、社殿の上で「道祖神の唄」を歌い盛り上げます。社殿を守り抜くことで、25歳の厄年の男たちは「一人前の村の男」として認められるといいます。
厄年男性（数え年で25歳）：
「怖かったですけど、仲間がいたから勇気が出て頑張れた」
「やっと『野沢の男』になれて、感無量」
約1時間の攻防の後、社殿に火がつけられました。燃え盛る炎の中に奉納されたのは、子どもたちの健やかな成長を願って作られた2つの大きな灯籠です。最近は海外からの観光客も多く、見物に訪れたのはおよそ4300人。最後に社殿が燃え落ちると、祭りは終わりを告げました。
オーストラリアから：
「サイコー。エクセレント！」
チェコから：
「素晴らしかった」
東京から：
「男同士の戦いという感じで興奮した。昔から受け継がれているお祭りはいいなと思った」
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January 16, 2020 at 06:14PM
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激しい火の攻防 野沢温泉村の“道祖神祭り” 25歳厄年の若者が奮闘 社殿を守り抜いて「野沢の男」に - www.fnn.jp
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