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あみきゃらと昔の鯖江へ 文化遺産テーマにジオラマ - 中日新聞

鯖江市の文化遺産や大名行列を表現した作品を完成させた田賀勇治さん(左)、美智代さん夫婦=鯖江市北野町2の倉庫で

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 毛糸で編んだネコの人形「あみきゃら」が暮らすジオラマ作品を製作している鯖江市の夫婦が、同市の文化遺産をテーマとした大作を完成させた。寺院などの精巧な建築物や、かわいい人形が大名行列を繰り広げる様子が見どころで、二月八日から市まなべの館で開く企画展で展示される。

 製作者はジオラマ担当の田賀勇治さん(66)と人形担当の美智代さん(62)の夫婦=水落町三。「あみきゃら」は元編み物講師の美智代さんのオリジナル人形。勇治さんは建築業を営む傍らで妻に協力し、完成度の高いジオラマを作り、十年ほど前から県内外で展示会を開催している。

 昨年三月にまなべの館で開いた企画展では、昭和の街並みを再現した作品などを展示し、約五千五百人が来場する盛況ぶりだった。

 今回の作品は昨年の企画展後から、一年近くかけて完成させた。縦十一メートル、横八メートルの台座に国重要文化財の旧瓜生家住宅や萬慶寺、西光寺などの建築物を細部まで再現。あみきゃらたちは河和田地区に伝わる伝統行事「殿上まいり」「虫おくり」のほか、壮大な大名行列に参加している。

 美智代さんは今回のために約百体の人形を製作。着物の着付け教室にも通い、人形に着せる着物を研究した。企画展では他のジオラマ作品と合わせ、約四百五十体の人形が並ぶ予定。

 「あみきゃらと一緒に昔の鯖江市にタイムスリップして、鯖江の文化を学び、笑顔になって帰ってほしい」と話す。企画展は三月八日まで。

 (玉田能成)

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