多くの土器が展示されている企画展の会場=那須塩原市で |
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那須塩原市の縄文時代の大規模な集落遺跡「槻沢(つきのきざわ)遺跡」から出土した土器などから縄文文化をひもとく企画展「縄文クロスロード・槻沢」が、同市三島の那須野が原博物館で開催されている。4月12日まで。縄文時代当時の東北地方と関東地方の文化が交わり合う同遺跡の特徴を紹介している。 (小川直人)
槻沢遺跡は、約四千〜五千年前の縄文時代中・後期の集落遺跡。昭和初期から計五回の発掘が行われている。東北地方に多い形式のいろり「複式炉」や、木の実などを貯蔵した「袋状土坑」、石を敷き詰めた「敷石住居」が発掘されている。
遺跡から出土した土器は、東北地方と関東地方それぞれの地域に特徴的な形や文様が見られる。中には両地方の特徴が混ざり合った土器もあったという。
企画展は土器約六十点を中心に、複式炉の再現模型やパネルを展示している。ばらばらになった本物そっくりの土器を組み上げる土器パズルに挑戦したり、縄で粘土に文様を刻んだりできる体験コーナーもある。
担当の学芸員は「東北と関東の土器の違いや、それぞれの地域の文化の交わりを感じ取ってほしい」と来場を呼び掛けている。
ワークショップも行われ、三月八日に「勾玉(まがたま)づくりと火おこし体験」がある。定員は二十人、参加費は三百円で、事前申し込みが必要。三月十五日の無料観覧日には、展示解説がある。問い合わせは同館=0287(36)0949=へ。
ばらばらになった本物そっくりの土器片を組み上げるパズル |
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February 26, 2020 at 05:48AM
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東北と関東 両文化交わる槻沢遺跡 那須野が原博物館で縄文時代展:栃木(TOKYO Web) - 東京新聞
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