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三嶋大祭り中止へ 戦後初、市民に落胆と理解|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

当番町の山車が競り合いを繰り広げた昨年の三嶋大祭り=三島市の三嶋大社前

 三島市の三嶋大社を主会場に毎年8月15~17日に開催される恒例行事「三嶋大祭り」の実行委員会は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、今年の大祭り中止を決めた。三嶋大社での神事は関係者のみで執り行う予定。
 毎年3日間で延べ50万人が訪れる同市の一大イベントで、中止は戦後初。古代のころに始まったとされる三嶋大社の祭りを起源とし、江戸時代から当番町制による住民参加の行事として続いてきたという。例年は春ごろから本番に向けて準備を進めるが、今年は新型コロナの影響でしゃぎりの練習なども厳しい状況が続いていた。
 22日に開かれた実行委の会合では全会一致で中止が決まり、稲田精治会長(74)は「落胆する市民も多く残念だが、とても開催できる状態ではない」と語った。

 ■「三嶋大祭り」戦後初の中止 市民に落胆と理解
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、22日に戦後初の中止が決まった三島市の「三嶋大祭り」。6年に1度の当番町として夏の大舞台を目指してきた住民は、落胆しながらも「こういう状況では仕方ない」と受け止めた。来年を見据えて「2年ぶりの思いを次に込めたい」と、気持ちを切り替えようとする声も上がった。
 祭りのフィナーレを飾るしゃぎりの競り合い、山車の引き回し…。今年は当番町として準備を進めてきた緑町自治会長の土屋俊博さん(71)は中止の決定に理解を示しながらも、「祭りを楽しみに1年を過ごす人もいる。残念だ」と肩を落とした。地元の子どもにとっても最高の思い出となるだけに、「来年の大祭りで当番町ができるかどうか。しっかり話し合いたい」と話した。
 華やかなパレードを繰り広げる伝統芸能「農兵節」普及会の須田徳男さん(85)は「今は我慢に我慢を重ねる時」と中止の決定を受け入れ、「来年は2年分の思いを込めたい」と前を向いた。大祭りについて研究を続ける伊豆史談会の土屋比都司会長(74)は「歴史ある祭りが中断されるのは残念だが、仕方ない。来年、健康に安全にできることを祈っている」と話した。

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April 23, 2020 at 06:00AM
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