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トヨタ自動車は17日、セダン型とワゴン型の新型カローラを発売したと発表した。海外モデルをもとに開発して従来モデルよりも車体を大きくして、「3ナンバー車」になった。スマートフォンと車載機器の連動性を充実させた。カローラの購入者は高齢化しており、若年層を取り込みたい考えだ。
トヨタが発売したのはセダン型「カローラ」とワゴン型「カローラツーリング」の2車種。ハイブリッド車(HV)とガソリン車の双方を用意した。
部品の共通化を進める新しい設計手法で開発した海外モデルをもとに車体は大型化した。全長や全幅が大きくなり、国内規格は従来の「5ナンバー車」から「3ナンバー車」になった。
スマホの地図や音楽アプリを車載機器のディスプレーで操作できる機能も標準装備した。自転車や夜間の歩行者を検知できる予防安全機能「トヨタセーフティセンス(TSS)」も搭載した。セダン型は約193万円から、ワゴン型は約201万円からそれぞれ販売する。
初代カローラは1966年に発売され、カローラは車種別では69年から2001年まで33年連続で国内販売台数で首位だった。これまでに150以上の国と地域で、累計4750万台以上が販売された。
日本自動車工業会によると、18年の乗用車販売(軽含む)では5ナンバー車の比率が29.9%となり、初めて3割を割った。一方で3ナンバー車の比率は36%となり、2年連続で過去最高を更新した。
2019-09-17 11:26:00Z
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49906780X10C19A9TJ1000/
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