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綾瀬市指定文化財 5年ぶりに指定 大法寺で発見の一塔両尊像 | 海老名・座間・綾瀬 | タウンニュース - タウンニュース

 綾瀬市は6日、新たな市指定文化財として大法寺(日蓮宗、菊池重忠住職・同市深谷中)の木造一塔両尊像(釈迦・多宝如来坐像)を指定した、と発表した。同市による新たな文化財指定は5年ぶり。

 市文化財に指定されたのは2016年末に同寺の菊池重忠住職が本堂で発見した木像。発見した当時は痛みが激しかったものの、日蓮宗では一塔両尊像を本尊と崇めているため専門家の手に修復をゆだねることにした。

 修復を終えた18年秋に、石仏の調査で同寺を訪れた市職員に住職がこの話をしたところ市が本格調査に乗り出した。

 神奈川県立歴史博物館の学芸員に見解を求めたところ、木像の台座に記されていた「永正十三年」(1516年)「五代日華代」(5代目住職・日華の代)、「三橋甚兵衛作」(鎌倉仏師)などの肉筆や彫刻の技法から「室町時代の鎌倉地方彫刻」と特定された。

 これを受けて、市文化財保護委員会(矢島國勇委員長)が指定妥当の結論を市教委会に答申。今年1月23日の教育委員会定例会で指定が正式に決まった。

 市によると、年号のわかる仏像としては市最古。木像の高さは、釈迦如来坐像(左)が21・4cm、多宝如来坐像(右)が21・6cm。

 菊池住職は「私が五十一代目でこの仏像が作られたのは五代目の頃。発見や修復の仕事にご縁を頂いたことに感謝している」と話している。

 綾瀬市内の市指定文化財は今回の木像で15件目となった。

 見学などに関する問い合わせは同市生涯学習課【電話】0467・70・5637へ。

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February 13, 2020 at 10:00PM
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