西会津町群岡、下野尻自治区の小正月の火祭り「歳の神」が１２日、同町下野尻集会所裏の畑で行われ、住民が今年１年の無病息災、五穀豊穣（ほうじょう）を祈った。
同自治区の歳の神は「爺さま」「婆さま」と呼ばれる２本の神木に、前年の稲わらを三つ編みにして巻き付ける。神木も年男を中心に「ムラ山」から神酒をささげて切り出すという伝統を受け継いでいる。
今年も住民が神木に稲わらを三つ編みにして巻き付け、周りに正月飾り、古い縁起物を積んで準備を整えた。両自治区によると、神木への稲わらの三つ編み巻き付けは近隣町村で同自治区だけという。
夜になって長谷川誠自治区長と平野真根拆神社氏子総代が地域の安寧を願って御神火で点火。神木は火柱を上げ、家族連れらが燃えさかる炎に持ち寄った餅やするめをあぶり、今年１年の健康長寿を祈願した。
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January 14, 2020 at 06:49AM
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無病息災願い「歳の神」 西会津で火祭り、神木に稲わら三つ編み - 福島民友
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