15日
23時28分
1分5秒
「あおり運転」危険運転の対象に、森法相 明文化を諮問
あおり運転による事故が相次いでいることを受け、森まさこ法務大臣は、危険運転致死傷罪の罰則の対象となる行為を広げるよう法制審議会に諮問しました。
２０１７年に起きた東名夫婦死亡事故では、夫婦の車が執ようなあおり運転を受けて、追い越し車線に停車させられた結果、後続車に追突され、夫婦が死亡しました。この事故に危険運転致死傷罪を適用できるかどうかは、法律に明文化された規定がなかったため、今後の裁判でも争点となるとみられています。
こうしたことから、森法務大臣は、前方に車を停めたり、急減速して接近したりする行為などにも危険運転致死傷罪を明確に適用できるよう、構成要件の拡大を、１５日に臨時で開かれた法制審議会に諮問しました。
「あおり運転は悪質・危険な行為であり、罰則整備についてご検討をお願いするものです」（森まさこ法相）
法務省は法制審の答申を受けて、早ければ２０日召集の通常国会で改正案を提出したい考えです。
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January 16, 2020 at 04:39AM
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