JR東日本と鉄道会館は2月18日、東京駅の改札内で、新商業施設「グランスタ東京」を6月17日に開業すると発表した。JR東日本のエキナカ商業空間としては最大規模。66店舗が新規出店する。
新しい商業空間は、東京駅北通路周辺整備によってできたスペースに誕生する。約6500平方メートルの空間に66店舗が出店。既存の商業施設「グランスタ」と同様に、鉄道会館が運営する。既存施設と合わせると、約1万1300平方メートル、154店舗の商業空間が生まれることになる。飲食店だけでも30店舗を超え、計約1000席を提供する。
新たに出店する店舗はレストランのほか、菓子や弁当などのショップ、土産物店、コンビニなど。コンビニなど一部店舗はすでに先行開業している。大阪、銀座に次ぐ3店舗目となる養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」や、全国各地の工芸を活用した雑貨などを手掛ける「中川政七商店」の新業態など、多様な顔触れがそろう。
東京駅北通路周辺整備による新たな駅サービス施設も6月17日から使用開始となる。地下1階には、待合空間「スクエア ゼロ」を整備。吹き抜けが印象的な空間に、デジタルサイネージを設置して季節感のある映像を表示するほか、日本の魅力を発信するようなイベントなども開催する。
地下1階には新改札口「グランスタ地下北口」も設置。改札口は北地下自由通路に直結させる。改札口周辺にはクロークも設置し、利便性を高める。その他、1階の北通路では、通路の幅と高さを拡大。エレベーターを使用するバリアフリールートの増設も順次実施する。
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2020-02-18 08:30:00Z
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