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簓を手に、踊りの練習をする踊り子ら＝下呂市森の殿町公民館で |
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下呂市森の森水無八幡神社に伝わる国重要無形民俗文化財「田の神祭り」に向け、踊り子らによる合同練習が二日夜、同市森の殿町公民館であった。
踊り子をはじめ、「歌方」を務める地元住民ら総勢五十人ほどが参加した。歌方が踊り歌を朗々と歌い上げる中、益田清風高校の生徒ら四人の踊り子と、「テテ」と呼ばれる神主が竹踊りを披露。竹で作った二本の「簓（ささら）」をこすり合わせる独特の所作を繰り返した。
神主に選ばれた説田三郎さん（６４）は「連綿と続いている祭り。健康に注意して最後まで全うしたい」と話した。踊り子となる益田清風高二年、二村兼世さん（１７）は「皆さんに優しく教えてもらっている。年に一度の祭りなので、成功できるようしっかりと演じたい」と意気込んだ。
同祭り保存会会長の今井美好さん（６９）は「大勢の人の力が合わさってできる祭り。良い天気で無事に終わることができれば」と話していた。
祭り本番は十四日正午から。下呂温泉合掌村で儀式があり、同八幡神社に移動して花笠（はながさ）の踊りなどが披露される。縁起物の寄進笠も参拝客に投げ込まれる。
（吉田幸雄）
"祭り" - Google ニュース
February 04, 2020 at 03:06AM
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簓こすり独特の所作 下呂「田の神祭り」合同練習 - 中日新聞
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