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石川)ユネスコ無形文化遺産「アマメハギ」 能登町 - 朝日新聞社

 石川県能登町秋吉で3日、鬼の面をつけた子どもたちが、家々を回って怠け者を戒める伝統行事「アマメハギ」があった。

 能登地方の方言で、「アマメ」は囲炉裏に長くあたりすぎると足にできると言われる「火だこ」を指し、それをはぎ取るという意味があるという。2018年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録された。

 秋吉地区アマメハギ保存会顧問の天野登さん(84)宅には午後5時ごろ、鬼の面をかぶった小中学生らが現れた。「アマメー」と大きな声を出しながら幼い子が待つ部屋に入ると、幼児が大きな声で泣き出した。天野さんは「今後もしっかり続けて地元の活性化につなげたい」と話した。(井潟克弘)

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February 04, 2020 at 08:00AM
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