大阪ニュース
2020年2月9日
世界的建築家の槙文彦氏(91)の作品や哲学を通してこれからのまちづくりを考えるフォーラム「槙文彦のランドスケープが招くアナザーユートピア」が8日、大阪市北区の中央公会堂で開かれた。槙氏が基調講演し、「オープンスペース」の重要性や、設計哲学としての「無償の愛」について語った。
自身の手掛けた建築を紹介する槙氏=8日、大阪市北区の中央公会堂 |
槙氏は東京・代官山の複合施設ヒルサイドテラスや、米中枢同時テロ跡地に建つ高層ビルを設計。1993年には建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した。2024年度に鳥取県倉吉市に開館予定の県立美術館の設計にも携わっている。
槙氏はヒルサイドテラスの特徴として、コミュニティーを育む庭や広場などの「小さいオープンスペース」を強調。鳥取県立美術館についても隣接する国指定史跡の大御堂廃寺跡に着目し、「目の前に大きな広場がある。だから1階部分は誰もが行き来できる『ひろま』を作ろうという考えにつながっている」と話した。
また、建築で非常に大事なポイントに「愛されること」を挙げ、「文化とは、ある意味においては無償の愛。これからの施設には無償の愛が存在して良いのではないか」と提唱した。
基調講演後は槙氏や鳥取環境大の中橋文夫教授、中之島公園を良くする会の吉村元男会長らをパネリストにシンポジウムも開かれ、多角的な視点から議論を深めた。
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February 09, 2020 at 09:32AM
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