８月２５日〜９月６日に開かれる東京パラリンピックで、大会組織委員会は６日、聖火リレーと聖火フェスティバルの概要を発表した。県内には競技会場がないため聖火リレーはせず、各市町村で火をおこす聖火フェスを全３３市町村と県がそれぞれ開く。 （志村彰太）
聖火フェスの日程は８月１４〜１６日。全市町村で「採火式」をし、１６日夕に横浜赤レンガ倉庫（横浜市中区）に集め、県の採火式でおこした火も含めた３４の火を合わせて一つにし、東京へと送り出す。全市町村で採火式をするのは、神奈川を含め全国１４県という。
市町村の採火式はちょうど、お盆や夏祭りの時期と重なるため、寒川町は寒川神社のかがり火を利用し、山北町は五穀豊穣（ほうじょう）と無病息災を願う祭事で使った火を採るなど、地域の文化に根差した式典にする。他にも、太陽光で火をおこしたり、障害者が採火するなどの式典が予定されている。
政令市では、横浜市が１６日、障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」（港北区）で行い、１８区の代表者が参加。川崎市は１５日、等々力緑地（中原区）で、事前に各区でおこした種火を一つにする式典を開く。相模原市は日程、場所、内容ともに未定。
１６日の横浜赤レンガ倉庫では火を送り出す前に、各市町村の採火式の様子を大型モニターで上映。障害者スポーツの体験会やステージイベントなども開く。県と市町村は今後、さらに内容の詳細を詰め、順次発表していくという。
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February 07, 2020 at 05:34AM
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東京２０２０＞文化に根差した式典へ パラ聖火フェス 採火式は８月１４～１６日:神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞
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