南砺ふくみつ雪あかり祭りは8日、南砺市中ノ江の道の駅福光一帯で始まり、巨大紙風船が冬の空を彩った。ことしは2018年9月の北海道地震で大きな被害を受けた北海道厚真(あつま)町の子どもたちが描いた作品も初めて飛ばされ、来場者が被災地への思いを深めた。9日まで。
巨大紙風船は高さ6メートル、幅3メートルの大きさで、今回は56基を用意。福光美術館で開催中の「なんと版画年賀状公募展」の入選作品など多彩な図柄が描かれている。
祭りでは毎年、東日本大震災で被災した福島県南相馬市の中高生が手掛けた風船を飛ばしている。北海道厚真町の関係者が取り組みを知り、現地の小学生が制作することとなった。
始めに同町の2小学校の児童による1基と、同市の4基が大空に浮かび上がった。会場近くの会社員、織田春枝さん(60)は「(紙風船を見て)元気が出た。被災地も元気になってほしい」と話した。飲食コーナーやステージ発表もにぎわった。9日も正午から天候を見極めて紙風船を揚げる。
催しは福光地域の各種団体でつくる実行委員会(澤田喜朗実行委員長)が毎年開き、21回目。北日本新聞社後援。 (柳田伍絵)
■南相馬の高校生参加
南砺ふくみつ雪あかり祭りの会場に、東日本大震災で被災した南相馬市の中高生17人が訪れた。紙風船を描いた生徒たちで、無事に浮かんだ様子をうれしそうに眺めていた。
訪問は、NPO法人「南相馬こどものつばさ」による事業の一環。紙風船4基には地域の四季の移り変わりや伝統の祭りなどが表現されている。
紙風船が浮かび上がると、生徒はスマートフォンで撮影するなどしていた。原町高校1年の高澤茉帆さん(16)は「一生懸命描いた絵が浮かんでうれしい」とにっこり。北海道厚真町の紙風船も見ながら「全国的に災害が起きているが、全部の被災地が平等に復興してほしい」と願った。
生徒らは9日まで同市に滞在し、井波木彫工芸館などを訪れる。
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February 08, 2020 at 11:41AM
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