
令和の幕開けとともにギャル雑誌『egg』が復刊するなど、平成の象徴だった“ギャル”がふたたび脚光を浴びている。なぜ、いまギャルなのか? そのブームの正体に迫るべくキーパーソンへのインタビューを連載。7組目は「異色肌ギャル」のmiyakoだ。
世界を熱狂させた「異色肌」
渋谷の街に生まれ、センター街(当時)で最盛期のギャルカルチャーを間近に見て育った“ネイティブ”でありながら、心はアニメやゲームなどのアキバ系カルチャーをこよなく愛するオタク少女――自身が抱えるその両面性を「異色肌ギャル」という新たなギャル像へと昇華したのが、今回登場するmiyakoだ。
異色肌ギャルとは、その名の通りグリーンやオレンジなど、“一般的な人間の肌の色”ではないド派手なカラーを肌にまとったギャルたちの集団。リーダーをつとめるmiyakoは、そのコンセプトを「昔のガングロギャルをメインモチーフに、SF映画やアニメに出てくる“人外(人ならざる存在)”キャラクターをミックスしたイメージ」だと説明する。
2017年夏、異色肌を愛する仲間たちと定期的に集まっていたmiyakoがグループの写真をツイッターに投稿したところ、世界中から本人たちも驚くほどの大反響。以来、#ishokuhadaのハッシュタグ付きで自らの写真を投稿する人々が続出し、いまや異色肌ギャルはグローバルに広がるムーブメントとなっている。
強くて可愛い「異能力者」のイメージを追求
「あの写真がバズる3年くらい前に、肌を黄色に塗ったら可愛いかなと思って試してみたのが“異色肌ギャル”誕生のきっかけ。黄色だとまだ人間の肌の色に近いぶん、『(写真を)レタッチしたの?』と聞かれることも多くて、それならもっと、明らかに人間じゃない色にしようと思ったんです。それで、緑や青の肌にすることが増えていきましたね」
もともと水野純子やロッキン・ジェリー・ビーンなど、異色肌の女の子をたくさん描いているアーティストの作品が好きで、当たり前のように「異色肌は可愛い」という感覚を持っていたと話すmiyako。
「“人間離れしている”キャラクターに惹かれるんです。宇宙人や異世界人、妖怪やモンスターなんかもそう。異色肌に限らず、スライムでもメタルでも、“人じゃない素材が人の形を構成している”という存在に憧れるんですよ。人にはない特殊能力を持っていて、強そうなところがすごく可愛い。
そういう意味では、昔のガングロギャルにも『絶対、異能持ちでしょ』みたいな派手さがありましたよね。コートも髪も盛りに盛っていて、めちゃくちゃ強そう。だからこそ可愛かったと思うんです。今の女の子って『強い=可愛い』という文脈で語られることが少なくなってしまったけれど、強いと可愛いが共存しているのを、私はそばでずっと見てきた。私自身はネクラなオタク少女だったので、とてもギャルにはなれなかったけれど、当時の記憶が自分の中で増幅しているんでしょうね。それを今の私なりに表現したのが異色肌ギャルなんです」
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