8日に群馬県みなかみ町で行われたフジテレビ系「でんじろうのTHE実験」(金曜午後8時)のロケで全治3カ月の重傷を負ったお笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司(41)が、コルセットなどで固定すれば日常生活を続けていくことが可能であることが9日、分かった。

関係者によると「エアバッグをお尻で爆発させたら宙に浮く事はできるのか?」という実験を実施した。事前にスタッフが試した際、浮いた距離は30センチほどだったが、本番で斎藤は1メートル以上も浮かび上がり、右手から落下して身体を強打した。病院に搬送され、背骨の圧迫骨折と右手首捻挫で全治3カ月と診断されたという。

フジテレビでは9日未明に「弊社のバラエティー番組『でんじろうのTHE実験』の収録中にトレンディエンジェルの斎藤司さんが、ケガをされたのは事実です。負傷された際の状況など詳細については現在確認中です。本日(8日)の診断では、コルセット等で固定すれば日常生活を続けていくのは可能とのことですが、明日以降改めて精密検査を受ける予定だとのことです。斎藤さんおよび関係者の皆様に心よりおわび申し上げるとともに、今後の治療等につきましては誠意を持って対応してまいりたいと考えております」とコメントを発表した。

斎藤の所属する吉本興業では「入院することにはなりませんが、今後の仕事については医師と相談して判断します」と説明している。