そごう・西武は7月28日、店舗構造改革の一環として、約10年ぶりとなる西武池袋本店の改装を実施すると発表した。
近年、池袋エリアでは再開発が進み、2018年には40年ぶりに豊島区の人口が29万人を突破。池袋の商圏が広域化したことで池袋への来街者が増加するなど、マーケットとしての可能性が期待されている。
豊島区が「国際アートカルチャー都市構想」を策定するなど、文化と多様性に対応した街づくりを進めるなかで、感度の高いライフスタイルを重視する新しい世代が増加、店舗利用客の属性やニーズも変化してきているという。
10年ぶりの改装にあたっては、リアル店舗ならではの対面コミュニケーション、体験価値を重視する。また、日々のくらしと街をつなぐ場となることを目指す。
2022年度から2023年度にかけて、次世代顧客をターゲットにした食品・化粧品・プレステージ雑貨のほか、アートカルチャー都市のプログラムとの連携も視野に入れたアート領域の改装に着手する。
次世代をターゲットにした売り場の改装には、同世代の社員が携わるなど、リアルなニーズを反映した売り場づくりを進めていく。
9月上旬地下1階食品フロアでは、諸国銘菓「卯花墻(うのはながき)」・諸国名産「味小路」、9月下旬に地下2階酒売り場「酒蔵」をリニューアルオープンする。
また、2階ではアート雑貨を9月上旬、化粧品は10月下旬以降、プレステージ雑貨は秋以降に刷新する。
3階のハンドバッグは10月中旬、婦人靴は2023年1月中旬のリニューアルを予定している。
■西武池袋本店リニューアル概要
所在地:東京都豊島区南池袋1-28-1
対象面積:約2900m2
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/
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