2022年07月30日13時36分
男性のメークが鮮やかになっている。SNS上で影響力のある「インフルエンサー」や韓流アイドルを通じ、口紅やアイシャドーなど顔立ちを強調するメークが20~40代に浸透。コロナ禍に伴いオンライン会議などで自分の顔を見る機会が増え、しみなどへの意識から高年齢層へも広がりを見せる。メーカー各社は色味の華やかな商品を売り出し、市場拡大を狙う。
ACRO(東京)は「ファイブイズム バイ スリー」のブランドで、性別に関係なく使える商品を販売している。店頭には目元の印象を強めるアイブロウやアイシャドー、口元に血色を与えるリップが並ぶ。50代以降の男性にはひげの色を整えるマスカラも評判がいいという。
マンダムは昨年10月から、若い男性向けの品ぞろえを強化。アイブロウのほか、黒やベージュのネイルの売り上げも好調だ。
資生堂は昨年3月、男性用メーキャップ商品の販売を始めた。肌を整えるBBクリームやリップなどを20~50代が買い求めているという。同社は「市場は毎年右肩上がりに成長しており、コロナ禍以降は特に顕著だ」(広報)との見方を示し、今後も商品の拡充を進める。
男性化粧品は、商品が多様化していることへの認知度が低く、市場開拓の余地は大きいとみられる。若者に人気のスタイリストで、マンダムの商品開発に協力した斎藤正太さんは「メンズメークに触れる機会が増えれば、自然と化粧をする男子も増える」と指摘する。
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