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ジェイフロンティアがECスタジオ買収、化粧品・健康食品領域を強化 - 通販通信

ジェイフロンティア(株)はこのほど、化粧品やサプリメントの自社D2Cブランドの開発・運営を行う(株)ECスタジオの株式の70%を取得し、連結子会社化したと発表した。株式譲渡実行日は22日を予定している。

ECスタジオは「WEEED」「fine base」「FINE SPORTS」の3ブランドを展開


 ECスタジオは、ボディケア商品を中心とした「WEEED」と、商品品質とサポート品質、価格品質の3つの品質にこだわったサプリメントブランド「fine base」、Amazon限定ブランドのボディメイクプロテイン・サプリ「FINE SPORTS」の3ブランドを展開。各ブランドの商品開発数は、これまでに30種類を超えるなど、商品企画力に強みを持っている。

 また、SNSフォロワー数1万人~10万人のマイクロインフルエンサーの活用を積極的に行うなど、各種WEB・SNS広告施策でもノウハウを有し、販売数を伸ばしている。主力ブランドの「WEEED」は、リリースから1年ほどで強固なブランドを築き、累計で約10万人の顧客を新規に獲得。特にF1層と呼ばれる20代~30代の女性を中心に高い支持を集めている。

既存通販事業のWEB・SNS広告を強化へ


 一方、ジェイフロンティアは、ヘルスケアサイクル(「未病・予防・健康維持」と「疾病」のサイクル)すべての領域でビジネスを展開し、D2Cビジネスを通じて、「未病・予防・健康維持」を支えるプロダクトの開発・提供を行っている。

 ECスタジオの子会社化により、同社は健康食品、化粧品分野の取り扱い商品のポートフォリオ拡充、20代を中心とする新たな顧客層の開拓を見込んでいる。また、ECスタジオが有するWEB広告、マイクロインフルエンサーの活用ノウハウや運営体制、人材を取り入れることで、既存の通販事業におけるWEB・SNS広告の強化などの相乗効果も期待している。

 ジェイフロンティアは、メイクセラピーに代表されるように、化粧品は「心」の健康維持に貢献し、「未病・予防・健康維持」を支える重要なプロダクトの一つと捉えており、これまで化粧品領域での商品ポートフォリオ拡充を検討してきた。化粧品分野で強固なブランド力を持つECスタジオとの連携により、より広範にユーザーの健康維持に貢献できるとしている。


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