■ 取り組みの背景
現在、多くの化粧品メーカー・色材メーカーでは、研究・開発工程や、品質を維持するためにやむを得ず市場に出せなくなってしまった化粧品バルクが発生し、廃棄物として処理されています。
これまで、化粧品の空容器などのリサイクルは進んできましたが、化粧品バルクの再利用については限定的となっていました。
凸版印刷はこれらの課題に対して、廃棄される化粧品バルクをインキの色材として再利用することにより、インキとして印刷物の製造に活用する取り組みの方法を構築しました。
凸版印刷は、この方法を用いて廃棄される化粧品バルクを、その化粧品会社の販促物に再利用するアップサイクルに取り組んでいきます。
■ 取り組みの概要
凸版印刷は、化粧品メーカーの不要となったバルクをモーンガータから調達します。
その後、東洋インキに委託し製造したインキを用いて販促物・資材などを制作し、化粧品メーカーに販売します。
■ 今後の目標
凸版印刷は、化粧品業界に向けて「ecosme ink®」を使用した販促物やパッケージなどを2025年までに10社へ提供することを目指します。また、化粧品メーカー各社と協力し「ecosme ink®」を使用した制作物の開発の推進、および活用可能性をひろげ、化粧品業界全体のアップサイクルを進めていくことで、SDGs活動に貢献していきます。
※1 バルク
個別の容器に充填する前の化粧品の中身のこと。
※2 「ecosme ink®」
凸版印刷商標登録品。アイシャドウやファンデーションなどのパウダー化粧品原料を再利用した印刷用インキおよび顔料。
* 本試作は、株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)の協力のもと、提供されたバルクを使用しています。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
from "化粧品" - Google ニュース https://ift.tt/MICyPu5
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "凸版印刷、廃棄化粧品を再利用するアップサイクルの取り組みを開始 - PR TIMES"
Post a Comment