西九州大健康栄養学部の学生2人が、神埼市の特産品「和菱わびし」のエキスを使った化粧品の開発を進めている。食用では使われない皮の部分を活用し、商品のネーミングなども考えている。「化粧品を通じて和菱や神埼の魅力を全国に発信したい」と意気込んでいる。
開発プロジェクトは4月に始動し、3年の岩田純子さん(21)と池田理香さん(21)が参加している。プロジェクトメンバーの安田みどり教授の研究で和菱の外皮には皮膚の老化防止や美白の作用が認められ、機能性コスメ素材としての可能性に着目して取り組んでいる。和菱はゆでて食用にされているが、皮は廃棄されているという。商品はハンドクリームを想定している。
岩田さんと池田さんが21日、神埼市役所を訪れ、内川修治市長にプロジェクトについて説明した。岩田さんは「神埼や和菱の良さをもっと多くの人に知ってほしい。価値が見直されるきっかけになれば」と意気込み、池田さんは「開発の難しさを感じているが、魅力を伝えるために試行錯誤するのはやりがいがある」と語った。
内川市長は「後世に残るような商品を作ってもらえたら。成功したら神埼市の大きなPRになる」とエールを送った。
現在、ふるさと納税を活用した「ガバメントクラウドファンディング」で寄付を募っている。来年1月30日まで。集まった資金は、開発の費用に充てられる。(中島野愛)
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