花王はグループのカネボウ化粧品のグローバルプレステージ(高価格帯)ブランド「SENSAI(センサイ)」の最高峰ライン「UTM(アルティメット)」のリニューアルと、海外展開の強化戦略を発表した。2030年までにグローバル市場全体で、SENSAIの売り上げを3倍に成長させたい考えだ。
SENSAIは、英国・ロンドンのハロッズ百貨店から1983年にスタートした日本発のスキンケアブランド。「丁寧に繊細に生きる」を掲げ、欧州を中心に広がり、日本では2019年に逆輸入の形で販売を開始した。現在は百貨店とオンラインショップで商品の購入が可能だ。
今回リニューアルしたUTMは、SENSAIブランドの中でも最高ランクに位置するラインで、海外では13年から展開している。花王としては、グローバルにおいて高価格帯カテゴリーを強化、ラグジュアリーブランドとしての存在感を際立たせるため、同商品のリニューアルに踏み切った。今回初めてレフィル(詰め替え用)を投入し、サステナブル(持続可能)な側面もアピールする。
4品目5種を取りそろえ、23年9月1日から日本を含む40以上の国と地域で順次販売予定だ。日本では9月6日の販売開始を予定している。リニューアルを機に、世界各国で商品接点を拡大するため、各国の最高級帯のスパ・ホテル、旅館のアメニティーとして設置・提供を進める。
ローカライズを強化、売り上げを3倍に
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