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100歳現役の化粧品販売員 辞めたいと思ったことは一度もない:日経xwoman - woman.nikkei.com

何歳になっても輝く スーパーエイジャーズの秘密
何歳になっても衰え知らずでバリバリ活躍する生き方、憧れます。そんな、スーパーエイジャーズの方々にはどんな秘密があるのでしょうか。心も体も脳も若々しく保つ原動力がどこにあるのか、こっそり教えてもらいました。

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 福島市でポーラの化粧品販売員として活躍する100歳の堀野智子さん。「お客さんがきれいになって喜んでくれるのがうれしくて。その思いがずっと続いてここまできました。だから、これまで1回も辞めたいと思ったことはないんです」

「まず自分がきれいにならないと」

 福島市にポーラの最高齢化粧品販売員(ビューティーディレクター)として活躍しているシニアがいる。同市の「ポーラ桜水ショップ」に在籍する堀野智子さん(100歳)だ。

 オンライン取材を申し込むと、快く引き受けてくれた。パソコンの操作はスタッフのサポートがあったものの、画面越しの堀野さんは、正直とても100歳には見えない。こちらの声はしっかり耳に届いているし、受け答えも素早くハキハキとした口調で会話もとてもスムーズに運ぶ。背筋はピンと伸びていて、肌もピカピカと輝いている。

 「自分がきれいにならないとお客さんに商品をすすめられないですから。だから、もっときれいになりたいと思うんだけど、お客さんのほうがどんどんきれいになっていくの(笑)。でもお客さんが周りから褒められて喜んで、そんな様子を見ていると私もとてもうれしくて。その思いが続いてここまできました。だから、これまで一度も辞めたいと思ったことはないんです」

ポーラのビューティーディレクター最高齢の堀野智子(ほりの・ともこ)さん。1923年生まれ。専業主婦から電電公社(現・NTT)のパートタイマーなどを経て、37歳からポーラの化粧品販売員として60年以上活躍し続けている

 堀野さんがポーラの化粧品販売員になったのは、37歳のとき。以前から憧れていたが、子育てのため一度断念していた堀野さんにチャンスが巡ってきたのだった。

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