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ナリス化粧品、水中油型(O/W型)乳化物でリフトアップ効果を確認 - 日本経済新聞

発表日:2023年08月03日

水分蒸散により、最外層に皮膜を形成することを利用

肌表面に、瞬時に引き上げ感を演出する技術を確立

水中油型(O/W型)乳化物でリフトアップ効果を確認

株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区 代表取締役社長:村岡弘義)は、水中油型(O/W型)のエマルションに、水分で膨らむ粘土鉱物と水溶性セルロース誘導体を配合することで、肌表面に瞬時に引き上げ感を演出する技術を確立しましたので、以下に内容をまとめます。

■「いかにたるみを引き上げるか」の追求は、肌の最外層である角層から。

加齢に伴う肌表面のたるみは若々しい印象を奪うため、多くの人の悩みであると考えます。肌表面のたるみは、筋肉に働きかけることで予防する内容の研究は行われていますが、当社では化粧品で対応可能な範囲でたるみに対するアプローチができないかと考えてきました。当社は「ふきとり化粧水」に関連して、肌の最外層である角層に関する研究を86年以上蓄積していることもあり、IFSCC 2018 CONGRESS では「重力による表皮細胞の拡大がもたらす皮膚のたるみ」(英文名:Skin Sagging Caused by Gravitational Stress-Induced Expansion of Epidermal Keratinocytes)と題して、角層のたるみについての研究を発表しています。この研究では、植物の「クミスクチン(ネコノヒゲ)」に角層の面積の肥大化を抑える効果があることが判明しました。クミスクチンの成分は、配合したスキンケア品を継続的に使用することで、その効果を発揮することが期待できると考えている一方で、今回の研究は角層のたるみに対してアプローチしようとする着眼点は同じですが、全く異なる方法で塗った直後に肌表面を引き上げ感をもたらすという着地点に到達しました。

■水分で膨らむ粘土鉱物と水溶性セルロース誘導体が皮膜形成する力を使った効果。

塗布直後に肌表面をリフトアップさせる技術は、水中油型(O/W型)のエマルションに、水分で膨らむ性質を持つ粘土鉱物と水溶性セルロース誘導体を配合することによって生まれます。肌に塗布した後に水分蒸散することで、粘土鉱物と水溶性セルロース誘導体が肌にピタッと密着し、皮膜を形成することによって肌に引き上げ感を演出するメカニズムです。当社は、これまで、ファンデーションなどのベースメイク品でもスキンケア成分を配合しやすい水中油型(O/W型)の処方にこだわって研究をしてきたため、この技術にたどり着いたと言えます。なお、この技術はエマルションタイプのファンデーションだけでなく、エマルションタイプのスキンケア品に配合しても同様の効果が得られると考えますが、内容物を肌から落とすことで引き上がり感の効果はなくなります。

※参考画像(1)は添付の関連資料を参照

●研究者の思い

ナリス化粧品 研究開発部 大野利晃

たるみの悩みに対して「筋肉」を鍛えることで予防したり、改善したりすることはたやすいことではないため、誰にでもできることではありません。今回の、塗布するだけで引き上がり感が得られる技術はとても簡単なアプローチです。肌だけでなく、気持ちまでも上向きなるような新しい提案を続けていきたいと考えています。

※参考画像(2)は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

参考画像(1)

https://release.nikkei.co.jp/attach/660277/01_202308031554.png

参考画像(2)

https://release.nikkei.co.jp/attach/660277/02_202308031554.png

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