JR四国では,2020(令和2)年3月14日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
本四備讃線・予讃線では,東海道・山陽新幹線のダイヤ見直しにより,高知・徳島を8時台から11時台に発車する特急“南風”・“うずしお”から“のぞみ”の接続を改善し,広島・博多方面への所要時間が短縮する.また,岡山で東京発“のぞみ”と特急“しおかぜ”29号,快速“マリンライナー”17・19号の接続が改善され,所要時間が短縮される.
特急“南風”は,四国水族館の開業(2020年3月予定)にあわせて,すべての“南風”が宇多津に停車する.宇多津に上下計28本が停車することで,宇多津駅と本州方面・四国内のアクセス向上を図る.
北伊予—伊予横田間に,新駅「南伊予」が開業する.上下計53本の普通列車が停車することで,松山・伊予市方面への通勤・通学の利便性が向上する.高松では,10時台から15時台に発車する快速“マリンライナー”・“サンポート南風リレー”と普通列車の発車時刻を統一する.なお,高松—多度津間においても,ほぼ発車時刻が統一されたダイヤとなる.また,高松—坂出間を運転する4本(下り2本,上り2本)の普通列車を,多度津まで延長運転を行ない,丸亀・多度津方面の利便性向上を図る.
土讃線では,特急“あしずり”15号が多ノ郷に停車する.あわせて運転時刻を見直し,高知方面から窪川・中村方面への到着時間を30分程度繰り上げる.特急“南風”6号の運転区間を,高知始発に変更し,窪川・中村方面から岡山方面へ向かう乗客は,高知駅1番・2番のりばの同一ホームで乗換えとなる.
高徳線では,普通列車の高松到着時刻を見直し,特急“いしづち”103号と“しまんと”1号への接続が可能となる.鳴門線では,勝瑞で接続する特急“うずしお”28号との接続時間を短縮する.また,鳴門から徳島方面へ運転する普通列車が,6時台から22時台まで毎時1本の設定となり,徳島方面への利便性が向上する.
このほか,土讃線・高徳線・徳島線の土曜・休日に運休している合計8本の普通列車を毎日運転とする.特急“うずしお”の一部と“いしづち”23号では指定席を増やすほか,特急“宇和海”22号と“うずしお”30号の停車駅と普通列車の運転区間や時刻,行先を見直す.
2019-12-13 07:57:51Z
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