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文化財火災から守れ 大本山永平寺で訓練 - 中日新聞

山門(奥)などへの延焼を防ぐため放水する消防団員や僧侶ら=永平寺町の大本山永平寺で

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 文化財防火デー(二十六日)に合わせ、永平寺町消防本部などが二十五日、大本山永平寺で火災防御訓練を行った。

 永平寺での訓練は文化財防火デーに合わせて毎年行い、僧侶らとの連携も確認している。山門など十九棟が昨年、国の重要文化財に指定されたことを受けて今年は規模を拡大。地元の消防分団に近隣の四分団が加わり、永平寺の僧侶や従業員を含め百十人が参加。参拝者の一部も避難に加わった。

 東端の台所がある大庫院(だいくいん)から出火し、僧侶らによる初期消火が成功せず、山門など他の建物にも延焼する恐れがあるとの想定。火災警報機が作動すると僧侶らは「火事だー」と叫んで周囲に知らせ、僧侶や従業員で組織する自衛消防隊が小型ポンプ車を出動させ放水した。通報で駆けつけた消防署員や団員らも放水に加わった。他の僧侶らは参拝客を避難誘導したり、文化財を持ち出したりした。

 永平寺直歳(しっすい)の石田純道老師は「文化財を守るため、みんなの意識を高める良い訓練だった」と話し、消防本部消防課の坪田満課長は「新しく参加した消防団員から(川の水をポンプ車を使って送る)中継送水など連携が良かった」などと講評した。

 (山内道朗)

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