雑草エキスで化粧品原料セイタカアワダチソウ、耕作放棄地再生し収穫長久手／愛知 - 毎日新聞

自然栽培に魅了された4人

　農薬も肥料も使わない自然栽培に魅了された男女4人の合同会社「つむぎて」（長久手市）で育てられたセイタカアワダチソウから抽出されたエキスが、化粧品原料として登録された。同社は長久手市東部にある沢筋の最奥部にあった耕作放棄地を再生して数々の雑草を育てており、セイタカエキスを手始めに市の特産として雑草の持つ力を社会へ届けようとしている。【荒川基従】

　北米原産で、繁殖力が強いセイタカアワダチソウは嫌われることが多く、日本では刈り取りなどの駆除活動も行われているが、ネーティブアメリカンが古くから薬として利用してきたことが知られている。

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