経済産業省がまとめた生産動態統計年報によると、2022年の静岡県の化粧品生産額は前年比3・9%増の1176億円だった。前年を上回るのは3年ぶり。新型コロナウイルスの行動制限緩和に伴って外出機会が増え、需要が高まった。今後も回復傾向が続く見通し。

都道府県別の順位は4位で、前年の5位から順位を一つ上げた。全国シェアは9・2%。本県は口紅やファンデーションといったメーキャップ化粧品の生産が盛んで、訪日外国人客の受け入れ再開によるインバウンド需要も押し上げにつながったとみられる。
一方、コロナ前の19年の生産額(1805億円)に比べると約3分の2の水準にとどまった。
調査会社によると、23年の国内化粧品需要は22年を上回る見通しで、本県の23年1~4月の累計生産額は7・9%増の403億円と前年同期を上回るペースで推移している。コロナの5類移行で経済の正常化が進めば、さらなる回復が見込まれそうだ。
県薬事課は「引き続き製造業者向けの品質管理セミナーや新規参入支援、OEM(相手先ブランドによる生産)のマッチングなどに取り組む」としている。
全国の生産額は1兆2825億円。都道府県別のトップは愛知県の2290億円で、神奈川県1766億円、埼玉県1637億円が続いた。
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