男性向けの化粧品市場では、化粧水などの基礎化粧品の普及に加え、顔の印象を変えるメークアップ化粧品でも拡大傾向が続いている。新型コロナウイルス禍でのマスク着用のルールが和らぎ、仕事の場などで直接対面する交流が増える中、化粧品各社は男性向けのセミナーの開催や商品ラインアップの充実化などに力を入れ、有望市場を更に切り開こうと意気込んでいる。
「男性化粧品市場は、今後ますます拡大していくと確信している。ビジネスチャンスは必ずある」。東京都内で6月21日に開かれた資生堂の男性向けメークセミナーの発表会で、同社の岩沢翔さんが熱を込めてこう語った。
資生堂は「メークによるビジネスシーンでの好感度アップ」を掲げ、男性向けメークセミナーを7月から新設する。自然で健康的に見えるベースメークやアイメークの仕方などを同社の化粧品を使って学ぶ実践形式で、企業の社内研修などでの活用を想定する。企業や自治体などに出向いたり、オンライン形式でも開催したりする予定だ。
コーセーの直営店「メゾンコーセー銀座」でも5月から、商品を購入した男性がスキンケアのレッスンやメークのアドバイスを受けられるサービスを開始した。花王では2022年12月から、「Z世代」の男性を主な対象にした新たな化粧品ブランド「アンリクス」の商品を発売。男性の肌に見られがちな赤暗さや色むらを抑えられる化粧下地などを取りそろえた。特にそうした効果が高いブルーの下地が人気だという。
男性向けの市場は実際に熱気を帯びてきている。…
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