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2023.12.23 VS シャンソン化粧品 第一戦 | 一般社団法人山梨クィーンビーズバスケットボールクラブ - 山梨クィーンビーズ

report

2023.12.23   VS シャンソン化粧品 第一戦

山梨QB 77 – 97 シャンソン化粧品

ボックススコアー・バスケットLIVEでの見逃し配信はこちらのページから


クリスマスイブ、女王蜂の逆襲を

試合会場の山梨市、今朝の最低気温はマイナス4℃。
冷え切った外気とは真逆、クィーンビーズを後押しする500人を超える入場者の熱気と歓声に包まれた山梨市民総合体育館で、シャンソン化粧品との初戦は13時30分に幕を開けた。

試合開始から、オフェンスではボールが動き内外でバランスよく得点を積み重ね、皇后杯での敗戦時に課題として挙げていたリバウンドもまずまず機能し24-29と5点差の射程距離圏内で1Qを終了。
2Q、残り8分10秒では32-31と一度は逆転するが、ここから思うように得点出来ないクィーンビーズはリバウンドでも苦戦。残り5分13秒、34‐44と10点のリードを許した場面で石川幸子ヘッドコーチがタイムアウトを要求。
ゾーン・マンツーとディフェンスを併用しながら試合を進めるが得点差は詰まらず10点差のまま43-53で前半を終了。
3Q開始から2分間得点が伸びないクィーンビーズも、残り7分55秒で43-59と16点のリードを許すが、ここからディフェンスリバウンドでの健闘が続き、インサイドへのアタックが得点に繋がり徐々に点差を詰めると、残り4分48秒の場面で試合出場は2022年2月27日以来となる怪我から復調した石川明日香をコートに送る。客席からの「お帰り」の歓声、そして大きな拍手に「歓声に涙が出そうになった」と試合後に語った石川。2本のシュートは惜しくも得点にはならなかったが、チームは勢いづき残り4分11秒では7点差に詰め寄る。
しかし、今日のクィーンビーズは点差を詰め「ここから」と言うときに得点が止まり、シャンソン化粧品に追加点を許す。詰めては逃げられ、精神的にも疲弊する苦しい展開が続く。
3Qを62-71の9点差で終えて、最終4Qへ。
一旦は点差を開かれたものの、残り7分11秒で66-74と8点差に接近し、歓声のボルテージも上昇するが、またしてもここで失速。
シャンソン化粧品が点差を広げ77-97で試合終了。
皇后杯での対戦から約1か月振りとなるシャンソン化粧品との対戦は、試合の主導権を握るチャンスが何度か訪れたものの、そのチャンスを掴み切れず悔しい敗戦となりました。

試合後、濱西七海は「目の前に相手が見えてくると『行ける』と思う反面、一瞬の気の緩みも出てしまう。相手もギアは上げてくるタイミングなので、それに立ち向かえる集中力とか勇気、攻め切る情熱の様なものが必要なのと同時に、現状を把握して次の行動を考える頭の中の冷静さ、分析力が必要だ。でも自分たちにはまだまだ足りない」と階段をもう一段登るための課題を挙げる。

シャンソン化粧品に一矢報いるチャンスは明日が最後。

クリスマスイブ、女王蜂の逆襲を期待したい。

試合は明日も13時30分トスアップ
応援よろしくお願いします。

ヘッドコーチ・選手 試合後の談話

石川幸子ヘッドコーチ

本日も応援ありがとうございました。

4Qの途中までついては行けたが、自分たちが波に乗れるタイミングで相手にやられてしまった。

得点は、最近なかなか70点台が取れなかったが、アテンプトがツーポイント・スリーポイントともに目標の10本増やすところまでは届かなかったものの、目標には近づいた。そして、今日はファウルももらえて、スモール陣のアタックも結構効いていた。77点取ったのは良かったと思うが、10点、7点差まで迫った時のあと1本が決めきれなかった。

「セットをコールした方が良かったか」と思う部分もちょっと残っている。

自分たちが追い上げた時に、同点・逆転まで行けないでミスが起こったり、ブレイクでやられたりしている。その辺を明日はしっかり修正したい。

ディフェンスは、97点は取られすぎ。今日はリバウンドを取らせないようにヘルプに行ったが、その後のこぼれ球を取られてしまった。

リバウンドも練習通りにチームのルールとしては出来ていたが、その次をどうするか。取り切りたいっていう思いはボールに反応する。チームのルールとしてやれることプラスアルファが、自分たちには必要なのかなと思う。

明日は、相手の得意なことをやらせないことを徹底したいと考えている。

キャプテン濱西七海

相手のクォーターごとに変わるポイントゲッターをうまく守れなくて、波に乗れなかった感じがする。

それに、もう1つ。リバウンドとかルーズボールのところで相手に負けてしまい、シャンソン化粧品の得点をなかなか抑えられなかった。

ディフェンスでは、インサイドで枚数をかけてリバウンドに挑んだんだけど、相手がスリーポイントを多く打ち、跳ねたボールへのリバウンドに対応できず、セカンドチャンスを相手に与えてしまった。明日は、ボックスアウトを強化して、リバウンドやルーズボールを全員が取りに行く意識を高めたい。

得点は、いつも以上に取れていた。そこは今日唯一、評価してもいいポイントだとは思っている。

井上 桃子

オフェンスはボールも動き、このところの数試合よりは得点も伸びた。しかし、ウチェに対するディフェンスがやり切れず、リバウンドを取られたり、セカンドチャンスでの得点を許してしまった。ウチェに対する対策は今回のポイントでもあったが、徹底できなかった。

皇后杯では27点取られたウチェを今日は20点。明日は10点ぐらいに抑えたい。あとはリバウンドのところをもっと抑えていかないといけない。

自分のプレーとしては、アタックすることを求められてるがペイントアタックに固執しすぎると、相手もドライブばかりに絞って守りやすくなる。周りが空いたら、スリーポイントどんどん狙うように心がけてる。今日はそれが成功したので、明日も続けていきたい。

石川明日香

コートに立った時の歓声に涙が出そうになった。みんな優しい。ほんとうに優しい。2年以上もやってないのに、みんな「待ってるよ」と声をかけてくれて、ほんとうに優しいです。

試合に出れない期間が長すぎて、何時も緊張しないのに今日は緊張してしまった。チームメイトとやっと一緒にバスケができるようになったことが嬉しい。何より、このコートに立てたことがやっぱり一番嬉しかった。

明日もコートに立つチャンスをもらえたら、自分の持ち味のシュート力を活かしながら、オフェンスもディフェンスも外だけじゃなくインサイドでもチームに貢献したい。

本日のハーフタイムショー 日川高校書道部

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