<バスケットボール女子皇后杯全日本選手権:ENEOS100-69シャンソン化粧品>◇16日◇準決勝◇東京・代々木第2体育館
快進撃を続けてきたシャンソン化粧品シャンソンVマジックだったが、17大会ぶりの決勝進出とはならなかった。11連覇を目指す強豪ENEOSに対し、前半途中までは競り合う展開に持ち込んだが、後半は大きくリードを広げられた。
主将の小池遙(28)は「自分たちがやらなければいけないことを徹底できなかった。走り勝たなければいけないところで相手に走られ、突き放された」と振り返った。
1年前の今大会では、2次ラウンドで学生相手に敗れてチームは空中分解。選手ら計8人の大量退団につながった。そこから紆余(うよ)曲折を経ての4強入り。準々決勝では、今季リーグ戦無敗を誇るトヨタ自動車に競り勝った。小池は「自分にとっては初のベスト4。勝ちきれなかったことは悔しいけれど、この悔しさをリーグ戦にぶつけたい」と力をこめた。
鵜沢潤監督は「選手はいつもベストを尽くしてくれている。目の前の試合に集中することの積み重ね。全員で準備をして、またリーグ戦に向かいたい」と語った。
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