たいまつの炎をまさかりで切る赤装束の「道開け様」=天龍村の大森山諏訪社で |
天龍村で六百年前から続くとされる霜月神楽(国重要無形民俗文化財)の一つ「坂部の冬祭り」が四日夜から五日正午にかけ、同村坂部地区の大森山諏訪社で開かれ、県内外から多くの見物客が訪れて伝統の祭りに酔いしれた。
住民の団結や無病息災を願って始まったとされる湯立神事。「神子(かみこ)」と呼ばれる氏子たちが湯立てのほか、煮えたぎる釜の傍で足を踏み鳴らす「がったく舞」や、面形を被って披露する舞「能化(のうか)」などの演目を繰り広げた。
夜が明け始めた五日午前六時ごろ、長髪に赤い装束姿の「道開け様」が登場すると、祭りが最高潮に達する「たいきり面」が始まった。巨大なまさかりで神子が持つたいまつを切り込むと、火の粉が散り、見物客らはその様子を静かに見守った。
静岡県藤枝市の柴田明彦さん(78)は「村の人口も減って存続が難しい面もあるだろうが、長い歴史があるのだから続けてほしい」と願った。氏子総代の平松雅隆さん(70)は「祭りは村民のエネルギー源となっている。この日があるからこそ、新しい一年が始まる」と話した。
(二神花帆)
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January 06, 2020 at 03:08AM
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600年の伝統、天龍で「坂部の冬祭り」 - 中日新聞
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