島田市福用で長年使われていなかった古民家を、駿府城に関する静岡市の主席調査員などを務めた黒沢脩さん(74)=島田市=らが約2年間かけて修復した。「野菊の宿」と命名し、新型コロナウイルスの終息を待った上で日本の昔ながらの生活体験や文化活動の拠点として地域に開放していく方針だ。
元の所有者らによると、家屋には旧五和村の収入役を務めた人物らが居住。明治時代に近隣地域から現在の場所に移築された。使用している木材から築約250年と推定されるといい、黒沢さんは「県内でもかなり古い貴重な建築物」と話す。大黒柱や土間など建築の基礎部分が残っていたことから、なるべく当時のまま保存しようと黒沢さんが3年前に譲り受けた。
雨漏りが激しかった屋根をふき替え、腐食が進んでいた床下などを修繕。茶畑があった庭部分には取り外した屋根瓦も活用し、大航海時代をイメージした石庭を整備した。3月末には地元のボランティア十数人が集まり、清掃を行った。
今後は新型コロナウイルス感染症の終息を待って地域住民や子どもたちの見学を受け入れるほか、茶会や歌会など幅広いジャンルでの活用を検討中。黒沢さんは「皆さんの協力でここまできた。地域の宝として守っていきたい」と話している。
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April 23, 2020 at 12:32PM
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古民家→文化拠点に再生 島田の黒沢さんら2年かけ修復|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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