「８月での終息を見込むことは不可能」「人命を守るための決断」――。新型コロナウイルスの感染拡大で、７～８月の夏祭りや花火大会の中止が続々と発表されている。緊急事態宣言は現時点で５月６日までとされているが、多くの主催者が準備の困難さや感染拡大の懸念を理由にしている。中止・縮小を検討している団体も多く、「夏の風物詩」が列島から消える可能性がある。
「終息時期の見通しは政府などから示されず、ワクチンや治療薬の開発もすぐには見通せない。花火大会が感染拡大を起こさない根拠を現時点では得られない」。新潟県長岡市の磯田達伸市長は１０日、８月の「長岡まつり大花火大会」の中止を発表し、記者会見でこう述べた。１８７９年に始まった伝統行事で、戦後に慰霊と復興を祈念し再開された。まつりを中止にする一方、慰霊や感染終息を願う単発の花火の一部打ち上げなどを検討し…
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April 29, 2020 at 10:38AM
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コロナ感染拡大 「夏の風物詩」が消える 祭り、花火大会次々… 準備や困難さ懸念 ／茨城 - 毎日新聞
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