祭りがない夏も・・・活動発信 ねぶた師の竹浪さん、100日連続でインスタ投稿へ
初日に投稿された「鍾馗」のねぶた絵(竹浪比呂央ねぶた研究所のインスタグラムより)
新型コロナウイルスの影響で今夏の青森ねぶた祭が中止になったことを受け、青森市のねぶた師竹浪比呂央さん(60)は6月1日から、写真共有アプリ「インスタグラム」に100日連続でねぶた絵を投稿する。「祭りがない夏も、ねぶた師としての活動を発信したい」と意気込む。
絵の題材は「鍾(しょう)馗(き)」。病気や魔物を退散させる神様で、ねぶたの題材にも取り上げられてきた。全ての表情や構図を変え、縦27センチ、横24センチの和紙に描き、最終的に100枚を1双のびょうぶに貼って一つの作品にする。
4月上旬に中止が決まり「頭が真っ白になった」と竹浪さん。大型ねぶたの制作は中断したが「何かしらの足跡を残したい」と作画を決めた。制作資金はインターネット上で寄付を募る「クラウドファンディング」で集める予定。
下書きは既に100枚描き終わった。墨で輪郭を描き、絵の具で色を付け仕上げる。絵を図録にして出版することも検討している。
2020年06月04日木曜日
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June 04, 2020 at 03:21PM
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