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『鬼滅の刃』“水の呼吸”使い手 炭治郎・義勇・鱗滝が持ち合わせる“優しさ” - auone.jp

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冨岡義勇(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 10月16日に公開を迎える人気アニメ『鬼滅の刃』の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。原作はシリーズ累計発行部数8000万部を突破し、大人気のうちに幕を閉じたが、主人公・竈門炭治郎、水柱・冨岡義勇、2人の師匠・鱗滝左近次たちが使う“水の呼吸”の使い手について、おさらいする。

 炭治郎たち鬼滅隊士は、爆発的に力を増幅させる呼吸法「全集中の呼吸」を習得する。その上で、鬼を倒すために独自の呼吸法を身につけるが、3人が使っているのが「水の呼吸」だ。どんな形にも変わる水のように変幻自在に剣筋を変え、あらゆる戦闘に対応できる剣技で、「壱ノ型」から「拾ノ型」までを繰り出し応戦する。テレビアニメでは“神作画”“神展開”と称されたが、水の呼吸の技は浮世絵風の波で表現されており、その美しさに目を奪われる視聴者も多かったのではないだろうか。

 まず最初に紹介するのは、鬼殺隊の主軸を担う“柱”のひとりである冨岡義勇。テレビアニメは第1話から登場し、鬼になった妹の禰豆子を見逃してほしいと土下座する炭治郎に「殺与奪の権を他人に握らせるな!」と叱責。クールな性格で口数も少ないが、炭治郎を鱗滝に紹介するなど、禰豆子とともに彼らを気遣う優しさも持ちあわせる。

 さらに、本来「拾ノ型」までしかない“水の呼吸”に独自の技「拾壱ノ型・凪」を生み出すほどの実力者。「那田蜘蛛山」で、再び炭治郎と禰豆子の前に現れ、彼らが苦戦した十二鬼月の“下弦の伍”累が放った硬度な糸の猛攻に「凪」を繰り出している。激しい波の様子で描かれてきた型と異なり、風もなく穏やかな水面で表現されている反面、間合いに入った累の糸を全て断ち切るほど強力な技。「水の呼吸」の使い手として今後、義勇と炭治郎の共闘シーンにも期待がかかる。

 次の紹介するのは、鬼殺隊を志す剣士たちを育成する“育手”として炭治郎を鍛え上げ、自らも“水柱”として鬼を退治していた鱗滝左近次。炭治郎には、死の危険と隣り合わせの厳しい修行も課したが、最終選別から生きて帰ってきた炭治郎に駆け寄り、涙を流す優しい一面も。また、常につけている赤い天狗のお面が特徴的だが、その理由についてはテレビアニメの各話の最後に放送された「大正コソコソ噂話」で暴露されている。

 最後は、主人公・竈門炭治郎。誰よりも優しい心を持つ炭治郎だが、家族が襲われ、禰豆子は鬼となってしまう。そして禰豆子を人間に戻すため、優しさを強さに変えながら、幾多の鬼と戦いを繰り広げていく。

 鱗滝から「水の呼吸」を教わった炭治郎は、最終選別で「壱ノ型・水面斬り(みなもぎり)」を使いこなし手鬼を撃破。鬼殺隊入隊後は、矢琶羽(やはば)との戦いで「陸ノ型・ねじれ渦」を駆使。さらに、地面に叩きつけられる衝撃を相殺するため「肆ノ型・打ち潮」や「弐ノ型・水車」などあらゆる「水の呼吸」の型を応用し、回避していく。

 「那田蜘蛛山」では、累からの解放を望み自ら死を受け入れる、蜘蛛の鬼(母)の姿に、苦痛を伴わない技「伍の型・干天の慈雨」で優しく首を切り落とすことも。優しい雨に打たれるような美しい演出に、炭治郎の慈愛の心が際立つシーンだったろう。

 公開される劇場版は、十二鬼月の“下弦の壱”の鬼・魘夢(えんむ)との戦いが待ち受ける。累をも超える魘夢の猛攻になんとか応戦する炭治郎。変幻自在に姿を変える「水の呼吸」の美しさも、ぜひスクリーンで味わいたい。

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