
高級化粧品の架空取引を巡り、東京都内の卸売会社と輸出会社が東京国税局の税務調査を受け、計約44億円を追徴課税されていたことが関係者の話でわかった。仕入れにかかる消費税を過大に計上したほか、輸出免税制度を悪用し、消費税の不正還付を受けようとしていたという。
関係者によると、東京都新宿区の卸売会社「
同国税局は税務調査の結果、実際に取引されていたのは化粧品ではなく、飲料水だったと判断。雨辰が約370億円とした仕入れは、実際には約30億円で、同国税局は、仕入れにかかる消費税を過大計上していたなどとして、同社に過少申告加算税を含む消費税約35億円を追徴課税した。
輸出会社に対しては、商品を海外に輸出すると、仕入れ時に支払った消費税が還付される免税制度を悪用し、不正な還付申告をしたとして計約9億円を追徴課税した。同国税局は、雨辰が輸出会社に還付申告を促し、受け取った還付金を分配しようとしていたとみている。
雨辰の代表は税務調査後、中国に出国して連絡がつかず、会社所在地のマンションも不在となっている。
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